ニチガクからのコラム
COLUMN
大学受験予備校ニチガクのスタッフがお届けする「役立つ」大学受験情報。受験勉強の休憩中にご一読を!
ちょっとした調べ物ならいいけど、スマホが手元にあったら集中できなくて、勉強の邪魔にしかならないと思っている人多いのではないですか?
実は私もスマホを触るといろんなものを見てしてしまい、いつの間にか時間が経っていてというタイプなので、どう活用したらいいのかわからなくて調べてみました。
なんと今では、勉強とスマホは切り離せない関係になっているそうです。結構な割合の中学生や高校生が勉強にスマホを取り入れているというアンケート結果も出ています。スマホはどうしても気が散ってしまうので封印して勉強してきたのですが、有効に使えるならいいなと思ったので、調べたことを書いてみます。
疑問に思ったことをすぐに検索
ピンポイントの必要な情報を得るという意味で「調べる」ためには、WEBは最強ですよね。辞書もいいですが、これは紙の特性上文字数が限られているため、項目に対しての情報が限られてしまいます。それから辞書はピンポイントというというより、前後の言葉や文字も一緒に目に入って知ることが、学習としての意味合いが大きい気がします。その点WEBは、その言葉に関連した情報がまとめて出てくるので、その言葉に関しては一度に大量の知識を得ることができます。
意味のわかりづらい言葉、例えば英単語の意味も画像で見ると理解しやすいですよね。結果、本質的な意味まで理解できて覚えやすいから、勉強活用術としては画像を見ることもおすすめだそうです。
普段の生活でふと気になったことをWEBで調べるツールとして、持ち歩きに優れているスマホは最適です。
WEBの情報の問題点は、きちんとした文責や監修のもとに作られた辞書などの情報に比べ、信ぴょう性にかけるものも載っているということですかね。大量を情報を得られる利点を生かし、「本当にこの情報が正しいだろうか」という気持ちは常に持って、1つの情報だけで判断するのはさけるクセをつけたほうがいいと思います。
暗記するためにスマホアプリを活用する
物事を覚える方法は人それぞれで、得意な覚え方もあると思います。書いて覚える人、聞いて覚える人、見て覚える人など、皆さんはどのタイプですか?余談ですが、私は音だけ聞くとイメージがわきづらく、人の名前なども目で見て覚えるタイプです。
暗記というと覚えることのような気がしますが、実は「インプット」よりも「アウトプット」のほうが、暗記は定着しやすいそうです。「インプットしたらその2倍はアウトプットをするべき」なのだそうで、このアウトプットにスマホを使うと効率的です。
AIにより自動で問題を作成させたり、作った問題をランダムに出題させたりすることができるアプリがあるそうです。常に持ち歩いているスマホで少しの空き時間を利用し、いつでも診断テストを受けられる感じですかね。解いている人の記憶の定着度合いに合わせて難易度も調整してくれるようで、ただひたすら問題を解いているといつの間にか暗記できているという優れもの。
特に、外国語の発音などはスマホで聞いたり話したりしたほうが、暗記できそうな気がしますよね。すきま時間を最大限活スマホで活用しましょう。
動画もどんどん学習に活用する
今は勉強の動画を配信するサービスが数多くリリースされています。YouTubeでも探すといろいろとありますし、実際塾で教えているような先生たちの動画もアップされています。勉強しようと思ったら、スマホで勉強の動画を見てもいいですよね。
効率のいい勉強法としては、全体を通学の時間を利用して2倍速でいいから流すそうです。全体の流れをざっくりと理解してから、家で勉強する。
動画のいいところは、自分のペースに合わせて理解できるところは飛ばして、理解できない箇所を何度でも重点的に勉強できるところです。
自分にとって解りやすい先生の動画を選んで、効率のよい勉強の仕方をする。スマホ1台で時間を短縮しつつ、かつ理解できていない箇所を明確化し、苦手を克服しながらしっかり勉強することができるなんてすごくないですか?
スマホはこれからの学習の基本
「スマホで動画を見る」と聞くと、以前は勉強には悪いイメージがありました。しかし実際に今は正直スマホがない生活は考えられないわけで、1番身近で使い慣れているツールなわけです。
スケジュールやタスクの管理についてのアプリも充実しているし、自分の学習計画を管理するのもスマホで行えるわけです。時間通りに進めているような気がしていても、細かく時間を入力して勉強していると、思っていたよりも時間がかかった箇所があったり、自分が苦手な部分も数字として見つけることができました。様々なアプリがオンタイムで開発されていくので、より快適に今後の学習が進めていけることも期待できます。
最後にスマホを使っているとついそのまま遊んだりしてしまうのでは、という心配に関しては、特定のアプリ以外一定時間使用できなくなるアプリロックのアプリが今はあるようです。私みたいに我慢に自信のない場合でも、これに頼れば大丈夫です!