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大学受験のための 参考書・問題集選びのコツ

2023年02月09日

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自宅で勉強するときに使うものは何でしょうか。
教科書ですか。それとも学校の先生が配布したプリントでしょうか。はたまた学校で配られたワークなどでしょうか。
人によっては学校から問題集を配られ、その問題集を使っていることもあるかと思います。学校の授業で使用するものをそのまま自宅用で使っている方が多いと思います。(学校から宿題で課されることもありますので)
では、さらに質問します。その問題集やワーク、あなたにとって使いやすいものでしょうか。中には使っていて解説を読んでもわからない、という方もいるのではないでしょうか。
そこで、登場するのが参考書という訳ですが、その参考書、やみくもに選んだりしていませんか。参考書の選び方を正しく選べば、それはもう、家庭学習において頼れるパートナーとして皆さんの勉強のサポートをしてくれます。
しかし、正しく選べないと、参考書探しの旅を果てし無く行う羽目になります。
以下、参考書や問題集選びのポイントについて、お話しをしていきたいと思います。

参考書選びのポイント① 周りの意見に惑わされないこと

皆さん、参考書や問題集、どのように選んでいますか。このような選び方をしている人、いませんか。
・書店や通販サイトなどでの評価が高いから
・周囲の友人が使っているから
・学校の先生などから紹介されたから
私が聞く限り、上記のような選び方をしている人、結構多くいます。決して間違っているとか、悪いという訳ではないのですが、合わせて次のようなことも結構聞くんです。
「回りみんなが使っているから買ったけど、わかりにくい」
「あのサイトで星が多かったから買ったのに、使いづらい」
というような周囲に惑わされて買った結果として起こった悲劇の一例です。この方々はしばらく参考書探しの旅に出る羽目になりました。
何を言いたいのかというと、人それぞれ参考書や問題集に対して何を重視するか、が違うのです。周りが良いと言っている内容や重視する内容と自分が良いと思うことや、重視する内容がずれることは結構あるのです。
そのため、自分がこれだと思うものを選べるようにした方が良いと思いますね。

参考書選びのポイント② 何を重視するかによって選び方は変わる

先ほどは周りの意見に惑わされないで、とお話をしました。
ここからは何を基準に選べばよいのかについて、お話をしていきます。
皆さんそれぞれが、様々な勉強のスタイルをお持ちだと思います。
一人でガンガン先に進めることができる人もいれば、なかなか先に進められない人もいます。
また、解説は最小限でよい、という人もいれば、解説はしっかりとしていないと嫌だ、という人もいます。
はたまた、文章ぎっしりのものでも平気だという人もいれば、文章はそんなに多くなくていいから、図やグラフ、表などがたくさんあった方がいいという人もいます。
何が言いたいのかというと、自分はどのような学習スタイルで進められるのか、参考書や問題集に何を求めているのか、を基準に選んでくださいね、ということなのです。
つまり、ひとりで先に進められる人で、図など余計なものは最低限で十分という人が、絵や図、グラフ、表などビジュアル的なものが充実し過ぎている参考書や問題集を使うかというと、使いづらいと判断すれば、選びませんし、一人で先に進めにくい方が必要最低限しか掲載されていない参考書を使うかというと、使うことは恐らくないでしょう。
そのため、直接手にとって中身をじっくり見て買うことをお勧めします。

参考書選びのポイント③ 直接手にとって中身を見てみよう その1

先ほどは何を重視して選べばよいのか、ついて、お話をしました。
「長年売れ続けているベストセラー」とか、「受験生の支持No.1」などのキャッチコピーに踊らされるという方も結構いるはずです。
私も書店に行くと、平積みになって、キャッチコピーが書かれている帯を巻いた参考書をよく目にします。
でも、ここで、ちょっと待ってもらえませんか。
まだ、ここでは買わずに、手にとって中身をじっくりと見てみましょう。
長年売れ続けているベストセラー参考書や問題集であっても、皆さんにとってわかりやすく文章が書かれているか、自分がこのような基準で、と思っているものに近い内容となっているか、じっくりと見てみましょう。
もし、中身を見て、少しでもわかりづらかったり、見にくかったり、と感じるようであれば、例えベストセラー参考書や問題集であったとしても、購入しないほうが良いと思います。
中にはこのように思い返して、買ってしまう人いるかもしれません。
「自分が勉強不足だから、今は読みづらいんだ、学力が上がればきっと理解できるようになるさ」と。
これは率直にお話をすると、間違いです。決してそのようにはなりません。

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