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大学受験予備校ニチガクのスタッフがお届けする「役立つ」大学受験情報。受験勉強の休憩中にご一読を!

大学受験勉強でモチベーションを上げる方法

2020年11月12日

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受験生の皆さん、こんにちは。
大学受験の勉強で疲れたと思う方、息抜きついでにこのブログを最後まで見ていただけると嬉しいなと思います。
大多数の受験生の方々が、受験勉強は「長くて、辛くて、苦しい」というイメージをお持ちだと思います。
私も実際そうでした。できるのであれば「逃げ出したい」ということを何度思ったことか。
でも、モチベーション、つまり「やる気」が上がってくると、そうした「後ろ向き」の気持ちが少しずつ消えてきます。
執筆している私は、現役での大学受験に失敗し、浪人生活(自宅浪人、通称:宅浪)を送り、1年遅れで晴れて大学生になることができました。
常にモチベーションを維持し続けないと大変な生活を経て合格した、と理解してもらえれば大丈夫かなと思いますが。
ここからは、浪人生活時の私の経験も交えつつ、モチベーションをいかに上げて大学受験を乗り切ることができるかについてお話しをしていきます。

目標とするゴールはどこ?

ここで1つ皆さんにお尋ねしますね。
皆さんはゴール地点をどこに設定していますか。
と聞かれると、「何を言っているんだ、大学受験の合格発表に決まっているだろう」
と思うかもしれません。
でもこれが、モチベーションを下げる理由の1つだとしたら、どう思われますか。
不思議に思うかもしれませんが、実際本当の話なのです。
人間は余程できた方でないと、持続力が長く続かないもの。
つまり、目標とするゴールを「遠い先」に設定しすぎると息切れを起こすのです。
実際に浪人し始めた頃の私もそうでした。気持ちが滅入りそうになりました。
ある日、卒業後、浪人すると私が母校へ報告に行った際に、3年の時の担任だった先生が次のような提案をしてくれました。
「定期的に模擬試験を受けなさい」と。
理由を尋ねると、
「定期的に模擬試験を受けることで、ごく短期間の目標ができるから、そこを目指して頑張るようにすれば、最終的には結果がついてくるよ」と言われました。
つまり、何を言いたいのかと言うと、「短期間のゴール」を繰り返し設定して、そこを目標として追いかけることによって、最終目標である大学受験合格まで、モチベーションが途切れることなく維持できる、ということなのです。
実際に効果がありましたのでね。
皆さんも何でも良いので「短期間のゴール」を設定しながら、「大学受験」という長期間の戦いに挑んでみてはいかがでしょうか。

他の人の成功例をまねしてみよう!

仕事柄、よく生徒から、次のような質問を受けます。
「どのような勉強をすれば合格できますか」と。
決まって次のように答えます。
「チューターの先生に勉強法を聞いてみよう。そしてまねしてみよう。それが自分に合えばそのまま続けよう。合わなかったら、別のチューターの先生に聞いてみよう」と。
最初から「勉強方法」を習得した方はそう多くはありません。私も含めてわからないところから試行錯誤を繰り返しながら、自分に合ったやり方を見つけるのです。
このように話すのは理由があります。
私がかつて通っていた高校では、毎年先輩方の「合格体験記」が配られていました。
その「体験記」を読んで、「この大学に合格するにはこの参考書や問題集を使うといいのか」とか、「このような勉強方法があるのか」など、随分参考にしたものです。
つまり、自分が志望する「大学に合格した先輩」のやり方をまねる、ということも必要だと思います。
昔から「学ぶ」は「まねる」から来ていると聞きます。
つまり、成功した人がとった行動や方法をまねするところから始めてみるとよいでしょう。
成功するには何か訳があるのですからね。

合格後のイメージをしてみよう!

受験勉強をしていると、私もかつてそうでしたが、皆さんも次のようになったことありませんか。
「こんなに苦しい思いをして、最終的に大学生になれるのかな」と。
このように思った時は「マイナス思考」が働いている証拠。
その時は「志望校」としている大学のキャンパスを歩いている自分や、大学で勉強やサークルなどを満喫している自分を思い描いてみることです。
世間ではこれを「イメージトレーニング」と言っていますが、実際やってみると、少し気持ちが軽くなって気分も変わります。
一歩間違えば「妄想」になってしまいがちなのですが、ここで言いたいことは何かと言うと、「何のために苦しい思いをしてその大学へ行きたいのか」という原点の再確認のためなのです。
そのために実行してほしいのが、実際に大学キャンパスへ足を運んでみること。
オープンキャンパス以外の時でも構わないので、キャンパス近くまで、あるいはキャンパス内を少し歩いてみるのも良いと思います。
そのため、より一層、普段のキャンパス内を歩く自分をイメージできるのではないでしょうか。

頑張った証を残そう!

受験勉強をしていると、あまりに使い込みすぎて、ボロボロになった参考書や問題集を皆さん、どうしていますか。
捨ててしまっている人、いらっしゃいませんか。
それは、もったいないです。
とお話をすると、「もう使えないと思って捨てるのに、何を言っているのか」と思う人いると思います。
私は実は「捨てずに」取って置きました。ただ、それを本来の目的としては使いませんでしたが。
もちろん、新たに問題集を買い求め、勉強しましたが、「取って置いた問題集」は視界に入る場所に常に置いていました。
長く受験勉強をしていると、常に「不安や焦り」が付きまとうもの。
実際に私も「勉強していて、成績や学力が本当に上がっているのかな」とか、
「次落ちたらどうしよう」などの不安などと常に戦っていました。(自宅浪人という特殊な環境下でしたので)
その時、視界の中に「ボロボロになった問題集」が飛び込んでくると、「ハッ」となる訳です。
「この問題集がこんなにボロボロになるまで今まで頑張ったじゃないか」と。
つまり「お守り」代わりとして使っていたのです。そこで気持ちを落ち着かせて「もう少し頑張ろう」と気合を入れ直したものです。
そのうちの1冊の問題集を受験会場へ本当にお守り代わりにもって行きましたから。
余談ですが、その問題集、今でも大事に持っています。今でもお守り代わりで、本棚に鎮座しています。
皆さんもそのような1冊をぜひ大事にしてみてください。いざと言う時、本当に役立ちます。モチベーションは確実に上がりますよ。

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